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福島県教育会館について ■福島県教育会館について 当館は,福島県内の教育文化の発展に寄与することを目的として,昭和32年に設立されました。この教育会館を拠点として,県内の教育振興事業の推進,及び青少年の健全な育成を図るため,施設貸与事業や教育関連出版事業を行っています。 ○事業内容 「会議室の貸し出し」 「夏休みの友」発行 「福島県立高等学校入試問題集」発行 「教育関係者名簿」発行 「福島県書きぞめ展」主催 ■建物(設計者)について 当館は日本を代表する世界的建築家の前川國男の元に集結したスタッフを中心とした「ミド同人」の設計で,主に三春町出身で旧制福島中学・現福島高卒の大高正人氏(日本万国博覧会会場や福島県立美術館を設計)が担当しました。 大高氏は設計にあたり現地を何度も訪れて構想を練り上げ,教育会館としての使命を果たす一方,地方文化の砦たるものにしたいとの念願のもとに,阿武隈河畔から吾妻,安達太良の連山を眺望できる最高の立地を高く評価して設計に取り組み,あの屋根の曲線はそうした中から思いついたものだと語っています。 ■日本におけるDOCOMMO100選へのリストアップ 2003年にDOCOMOMOJapanより「日本におけるモダン・ムーブメントの建築100選」に選定されました。戦後日本の近代建築を代表する建築物として,毎年,建築関係者や学生が見学に訪れます。 |
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